全校生徒3,100人を超えるマンモス校のClassi活用術

仙台育英学園高等学校 (宮城県)

私立・中高一貫校・共学
学科:特別進学コース、外国語コース、英進進学コース、情報科学コース、フレックスコース、技能開発コース
Classi利用歴:2014年度より

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  • 校務効率化
  • 保護者活用

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先生・生徒・保護者 3者間のコミュニケーションを革新
全校生徒数 3,100人を超えるマンモス校のClassi活用術

 

宮城県仙台市にある仙台育英学園高等学校は、先生・生徒・保護者の3者間コミュニケーションをより緊密で効率的なものにするため、コミュニケーション分野を中心にClassiを活用した情報共有・伝達を行っています。

 

「校内グループ」を利用した学年・クラス・委員会・教科・部活動など任意グループ内の情報共有、「コンテンツボックス」を利用したクラウド上での資料共有、「アンケート」を利用した効率的でスピーディーな意見集約、「メッセージ」を利用した先生と生徒1対1の安全で透明性の高いやり取りなど、Classiをフル活用することで全校生徒数3,100人を超えるマンモス校ならではのコミュニケーションの課題を解決しています。

 

仙台育英学園高等学校のClassi活用 ここがPOINT

  • 所属グループごとに作成された掲示板により情報共有がスムーズに
  • クラウド上の資料共有で効率的な情報共有とペーパーレス化が促進
  • Webアンケートで3,100人を超える生徒の意見集約が効率的に
  • 第三者チェックが可能なメッセージツールだから 1対1のやり取りも安心

Classi導入後、コミュニケーションのあり方が大きく変わりました。
「学校の働き方改革」に向けた足掛かりにもなるはずです。

Classiでの情報発信に関して、保護者からは「もっと情報発信してほしい」「こんな情報も欲しい」とポジティブな反応が寄せられています。保護者だけでなく、生徒に向けた情報発信、コミュニケーションのあり方も大きく変わり、「学校の働き方改革」に向けた足掛かりになるものと期待しています。

 

入試広報部 部長 特進企画 / ICT主任 庄司 昌弘 先生

導入の目的は何でしたか?

3,100名を超える生徒たちと「もっと伝わるコミュニケーション」を

 

2014年からClassiを利用している仙台育英学園高等学校。同校の入試広報部 部長 特進企画/ICT主任の庄司昌弘先生に導入の目的をうかがいました。

 

庄司先生:

「当校には7つのコースがあり、3,100名を超える多様な生徒が在籍しています。先生と生徒、生徒同士、学校と保護者のコミュニケーションをもっと伝わるものにするためClassiを導入しました」

 

校舎が距離的に離れた2拠点にあり、情報伝達が難しいことも導入の背景にあったそうです。

活用方法を教えてください

学校運営全般における、あらゆるコミュニケーションにClassiをフル活用

 

同校が主に利用するClassiの機能は「校内グループ」「コンテンツボックス」「アンケート」「メッセージ」の4つ。各機能をフルに活用し学校運営に役立てています。

「校内グループ」は、学年・クラス・委員会・教科・部活動・保護者など様々なグループ向けの情報掲示板として利用されています。教科では授業で使用した教材の配布、クラスや部活動では連絡事項や活動内容の記録などが行われています。PTAからの保護者向け連絡も紙のプリントからClassiに置き換わるなど、ペーパーレス化の推進にも一役買っています。データ共有を行う「コンテンツボックス」は、教材・課題の配信のほか、探究活動用の資料など生徒向けの資料を電子化し、いつでも閲覧できる体制を整えています。「アンケート」は、授業の振り返りをはじめ、クラス学級委員の投票や全校生徒向けに夏季制服ポロシャツの希望の色の調査など様々な用途に活用されています。

「メッセージ」を使い、先生と生徒による1対1のコミュニケーションも積極的に行っていると語る庄司先生。

 

庄司先生:

「メッセージの内容は他の先生が内容をチェックすることもできます。他のSNSと違い、 Classiなら安全性の高いやり取りを行うことができます」

 

Classi アンケート
▲夏季制服用ポロシャツで希望する色を全校生徒3,100人に対してアンケート

 

 

Classi 校内グループ

▲Classiで落し物案内を行うことで引き取り率が向上しています

 

 

生徒・保護者の反応は?

Classiは生徒の情報リテラシー向上や、保護者の安心感醸成にもつながっている

 

同校は保護者向けの情報発信にもClassiを積極活用しています。例えば宿泊合宿の際、夕食の献立を画像付きで保護者向けグループに投稿したところ、保護者から「様子がわかり嬉しいです」「安心しました」などのコメントが多く寄せられました。

 

庄司先生:

「こうした情報提供は家庭での会話のきっかけにもなります。インパクトのある写真付きの情報なので、保護者の方にClassiの利用に納得感を持っていただく効果もあります」

 

Classiは生徒間のコミュニケーションも変えています。例えばクラス向けグループでは、大学のオープンキャンパス情報や、授業の振り返り動画を自発的に投稿する生徒がいるそうです。「自ら気軽に情報発信ができる環境は、生徒の情報リテラシーを高める」と庄司先生はその効果に期待しています。仙台育英学園高等学校は今後もClassiを活用することで、先生・生徒・保護者の3者間コミュニケーションを革新していきます。

 

Classi 校内グループ

▲学校行事を伝える画像付きの投稿は保護者からの評判も上々です

 

 

※2019年6月取材

 

 

学校情報

仙台育英学園高等学校

(宮城県)

学科 特別進学コース、外国語コース、英進進学コース、情報科学コース、フレックスコース、技能開発コース
規模

1年 1,146人、2年 1,124人、3年 902人 [2019年5月現在]

URL https://www.sendaiikuei.ed.jp/hs/

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