レポート
2019年8月2日(金)、御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンターにて開催した「Classi FAN MEETING 2019」のレポートをお届けします。
Classiを活用いただく先生方が日本全国から集い、教育の未来についてディスカッションを行うイベントです。
3回目となる今年のテーマは「越えて」。
いつもの立場を越えて、今いる環境を「越えて」、今という時間を「越えて」など、お互いの想いを分かち合い、学校の未来や新しい学びを共創する場にしたいという想いを込めて開催しました。
対話が促進されるように、先生方には、今回のFAN MEETINGのためにつくったオリジナルポロシャツに着替えていただき、カジュアルな装いでご参加いただきました。先生方は黒、Classiメンバーはピンクのポロシャツです。
※本イベントの運営責任者である氷見奈々子が、FAN MEETINGへの想いを語ったインタビュー記事はこちらからお読みいただけます。
「自分が小学生だった頃、先生になりたかった」と語る 加藤。
自分は先生にはならなかったが、「子どもの無限の可能性を解き放ち、学びの形を進化させる」というビジョンを掲げるClassiを通じて、先生方と共に、未来を生きる子供たちによりよい教育を提供していきたい、と「共創」への想いを語りました。
Classiを創り支えているメンバーが9チームに分かれ、3分のライトニングトーク(ショートプレゼン)を行いました。
開発メンバーからは、現在開発中のプロダクトに関する最新情報を、また、コーポレート(カルチャー・採用)メンバーからは、Classiのカルチャーを支える組織運営について、それぞれの立場で熱く語り、多くの先生方が耳を傾けてくださいました。
ライトニングトーク後、各チームが構えたブースに、先生方が感想やフィードバックを付箋に書いて伝えに来てくださり、まさに今回のイベントで目指す「共創」を実感できる一場面でした。
こうして、ユーザーである先生方のお声をダイレクトに伺い、厳しいご意見もいただきながら次の企画や開発・改善に反映するのが、Classiでのプロダクトづくりの根幹です。
その後は、「つながるトークタイム」と題して、各テーブル5~6名に分かれワークショップを行いました。先生方とClassiメンバーが1つの課題に向き合い、各自の意見を発表し、各々が抱えている課題解決への糸口を見つけるワークショップです。
Classiのイベントなどでご登壇いただいているアンバサダー先生をはじめ、全国の先生方が、日頃、Classiを利用している様子や活用のヒントなどの意見交換をされ、お互いの知見や悩み、解決策などを共有し合う時間となりました。
今回のFAN MEETINGでは、学校の垣根を「越えて」先生同士が対話し、課題を共有しあうことで、先生方に新たな価値を感じていただくことができたのではないかと思います。
最後のワークショップのタイトルは「5年後の世界変化を感じて未来にドキドキしよう」。Classiのプロダクトデザイナーが提示する、5年後(2024年)の社会変化を見越した「未来のロードマップ」。そして、5年後の女子高生のペルソナ(人物像)をもとに、先生方がこれからどのように行動していくかを考え、今後も自分の中で大切にしていきたい価値観を再確認していただく、といった内容です。こちらも各先生方が、ご自身の考えを整理しながら、テーブルごとで共有、議論していただき、子供たちに対する熱い想いが溢れる場となりました。
どのような先生になりたかったのか、また、なりたいのかという自身の原点を考える先生方の真剣な表情がとても印象的でした。
最後は全員で記念写真を撮って閉幕しました!
先生方から頂戴した感想のほんの一部をご紹介します。ご参加いただきました先生方には、改めて御礼申し上げます。
- イニシアティブを持って、製品の考え方を示してくれたので、ユーザーとしての方向性が見えた気がしました。共創から生徒にとっての「共想」が感じられました。
- ICTデジタルサービスの向こう側にいる【人】の思いがよく伝わってきて、とても良い会でした。その思いに少しでもお手伝いができれば嬉しいです。
- 様々な使い方や今後の展望が知れて良かったです。学校教育現場は働き方改革と逆行しているので、うまく活用する方法を今後模索したいと同時に、子ども達一人ひとりがまず「自分」としっかり向き合える使用法を一緒に見つけたいです。
- 技術やClassiの利活用だけでなく、自分自身の振り返りができました。
- 非常に多くの刺激を受けることができました。様々な学校の魅力的な先生とワークで交流できてよかったと思います。
このFAN MEETINGでいただいた先生方のご意見からプロダクト開発の議論や改善が加速しています。そしてまた来年、さらなるフィードバックをいただけるよう、Classiはメンバー一丸となり、ご支援を続けて行きたいと考えております。