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自ら学びに向かう生徒の育成を目指した『ICT活用』を考える

自ら学びに向かう生徒の育成を目指した『ICT活用』を考える

 

 GIGAスクール構想に加えてコロナ禍を経て、授業の在り方やICTの利活用など、非常に多くの変化が求められたことと存じます。ICTのような新しく取り入れる価値観の発見があった一方で、対面授業や日々のコミュニケーションなど変わらぬ価値観にも気付かされた期間にもなりました。
急速に広まったICT活用において、「整備した端末の活用方法を模索しなければならない」「まずは、活用の幅を広げてみよう」というフェーズから進行し、「生徒の学びに還元するための活用を考えていきたい」というお声が増えてまいりました。

 そこで、『自ら学びに向かう生徒の育成を目指したICT活用』を考えることを目的とした研究会を開催します。
今回は、公立高校・私立高校・中高一貫校の様々なお立場から、生徒の学びに向かう姿勢づくりをClassiを始めとしたICTを取り入れながら実践されている6校の先生方から基調講演を賜ります。

 日々の学習指導や、広がる総合型選抜に向けて学びの蓄積、教職員の業務効率化や協力体制の作り方など、様々な観点で事例のご発表を賜りますので、先生方の日々のお取り組みの参考になりますと幸いです。

講演者ご紹介

公立高校編:10/10(火)16:00~17:30

岩手県立宮古高等学校 
木村 飛雄馬先生(進路指導課)

岩手県立宮古高等学校は、今年創立100周年を迎える岩手県にある公立高校です。
文武両道をモットーに生徒の全人的な成長を目指し、先生と生徒のふれあいを大切にしています。
入学時点から学力層が広がる中で、生徒の主体的な学び・自走化に向けて教員が伴走しながら指導を行っていくために、Classiを活用した個別最適な学びの実践を進めています。
今回基調講演を賜る木村先生は、生徒たちに一律的な活用ではなく、主体性を重んじながらClassiの活用を推進されています。ICTを活用する事で見えた生徒・教員の両面の変化や各種お取り組みについて、ご発表いただきます。

講演タイトル

自主的なICT活用を促し、伴走することで見えた生徒と教員の変化
~「チョーク&トーク」派だった私がICT活用推進の立場になるまで~

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千葉県立白井高等学校 
髙栁 幸哉先生(進路指導主事)

千葉県立白井高等学校は、今年で創立40年目を迎える千葉県白井市唯一の公立高校です。
令和5年度の学校重点目標で掲げている6つの目標のうち、「基礎学力の充実」では、生徒の学習意欲や主体を高める手段として、Classiを主軸としたICT活用の推進にも取り組まれています。
今回基調講演を賜る高柳先生は、学力向上委員会に所属しながら教員・生徒のICT活用を推進されています。「学力向上(基礎学力の定着)」や「進路実現に向けた学びの蓄積」、「校内のICT活用推進」などのお取り組みについて、ご発表いただきます。

講演タイトル

学習意欲を引き出し、進路実現に向かうためのICT活用

中高一貫校編:10/17(火)16:00~17:30

東京農業大学第一高等学校・中等部(東京都・私立) 
彩子先生(進路指導部 / 併設大学進路指導係主任)

東京農業大学第一高等学校・中等部は、今年で創立73周年を迎える東京都にある私立中学校・高等学校です。「実学教育」を掲げ、丸暗記ではなく、原理まで理解して問題を解く力を育成しています。2023年は東京大学現役合格者3名・京都大学現役合格者1名を輩出するなど、国公立大学・難関私立大学の合格者が551名と、過去最高の合格実績をおさめています。今回ご登壇いただく沖先生からは、「中学における学びの振り返り・定着に向けたお取り組み」や「高校における進路実現に向けた学習指導」など、自主的に学びに向かう生徒の育成に向けてICTを用いながら実践いただいている各種お取り組みを元に基調講演を賜ります。

講演タイトル

自ら学びに向かう生徒に伴走し、難関大学合格に向かうためのICT活用

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報徳学園中学校・高等学校(兵庫県・私立) 
小林 裕貴先生(教育推進部 タスクマネージャー)

報徳学園中学校・高等学校は、今年で創立112周年を迎える兵庫県にある歴史と伝統を誇る私立高校です。今年の春に開催された第95回選抜高等学校野球大会では準決勝に輝きました。
今回基調講演を賜る小林先生は、2017年~2022年の6年間を中学1年生~高校3年生まで担任として持ち上がり、「基礎学力の向上」と「自己実現に向けた学習」を中心にICT教育の実践に取り組まれました。また、その間にICT教育推進室室長も務め、学校全体における「教育のICT化」に向け、教員同士の橋渡し役として、校内のICT活用を推進されています。

講演タイトル

生徒一人ひとりの個性や能力を伸ばすためのICT活用

私立高校編:10/24(火)16:00~17:30

星稜中学校・高等学校(石川県・私立) 
永松 宏之先生(進路指導課 課長/石川県高等学校進学指導連絡協議会 理事長)

星稜高等学校は、今年で創立61周年を迎える石川県にある私立高校です。今年の第105回全国高校野球選手権において2年連続22回目の甲子園出場を果たしました。最難関の国公立・私立大学を目指すAコースから中高一貫理数コースまで、計4つのコースを擁しています。『誠実にして社会に役立つ人間の育成』の建学精神のもとに『GROW! SEIRYO』という教育スローガンを掲げられており、今回基調講演を賜る永松先生からは、「個別最適な学び」に向けた学校内でのお取り組みや、「生徒の学びに向かう姿勢づくり」のための仕掛けや数々のお取り組みをご発表いただきます。

講演タイトル

個性豊かな星稜生を育成するためのICT活用 ~課外時間の充実を目指して~

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日本大学鶴ヶ丘高等学校(東京都・私立) 
近藤 明宏先生(教務主任)

日本大学鶴ヶ丘高等学校は、今年で創立73周年を迎えた東京都にある私立高校です。日本大学の建学の精神でもある『自主創造』と『真剣力行』『和衷協同』の三校訓のもと、盤石な基礎学力を土台に、バランスよく学べる総進コース・特進コースを擁しています。また、GIGAスクール構想に先駆けて2018年から生徒1人1台端末環境を実現しており、授業・進路・クラブ活動・総合探究と幅広い領域においてICTを活用されています。
今回基調講演を賜る近藤先生には、Classiやデジタル採点などのICTツールを用いた「教員の業務負担軽減」や「生徒の学びに向かう姿勢づくり」について、ご発表いただきます。

講演タイトル

教員の業務効率化がもたらす生徒の学びの支援

開催概要

  • 日 時
    Day 1:2023年10月10日(火)16:00〜17:30
    Day 2:2023年10月17日(火)16:00〜17:30
    Day 3:2023年10月24日(火)16:00〜17:30
  • 申込締切
    各開催日の前日18時まで
  • 参加方法
    Webセミナー
    • 参加の際に、表示名の入力欄が表示されます。「学校名 名前」をご入力ください。
    • Zoom(ズーム)という、 PC・スマートフォン・タブレットで手軽に通話に参加できるビデオ通話アプリ/サービスを利用します。
    • ご利用には、アプリの取得がおすすめです。事前のご準備をお勧めいたします。詳しくは、Zoomのサイト をご確認ください。
  • 参加対象
    全国の高等学校・中高一貫校・都道府県/市町村教育委員会のご担当者様
  • 参 加 費
    無料(事前登録制)
  • 主 催
    Classi株式会社
  • お問い合わせ
    Classiイベント事務局(event@classi.jp)

その他ご連絡事項

  • 当日は、途中参加・途中退出が可能です。
  • Zoomを使ったオンラインセミナーとなりますので、ネットワーク環境につながるパソコン、タブレット、スマートフォン等でご参加ください。
  • プログラムの内容やタイムスケジュールは、予告なく変更となる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
  • 学校教職員ではない方、Classiの同業他社および個人でのご参加はお断りさせていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。