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探究学習×ICTカンファレンス 2021 〜GIGAスクール時代に考える探究学習の未来〜

探究学習×ICTカンファレンス2021

ICT環境の整備を追い風に、
探究学習を前進させ、生徒の主体的な学びを実現する

 

この度、関西学院高等部とClassi株式会社で「探究学習×ICTカンファレンス 2021 〜GIGAスクール時代に考える探究学習の未来〜」を開催する運びとなりました。

 

関西学院高等部は、「読書科」に代表される独自の探究学習カリキュラムをベースに、2018年度まではSGH指定校、2019年度からWWLコンソーシアム構築支援事業の拠点校として、新たな探究学習の形を目指し活動してきた学校です。探究学習を通じて、生徒達の学びに向かう主体性育成から学校としてのカリキュラム開発まで、改革を進めている学校です。

 

本研究会は、関西学院高等部を会場に昨年度開催し、好評につき、オンライン上で第2回目の開催となります。昨年度は現地開催のみでしたが、200人を超える参加者と関西学院高等部の先生方、4人の外部講師をゲストに招き、探究学習の一歩目を踏み出す機会となりました。

 

昨年度の声として多かった「探究学習を進める上での校内の組織体制」「生徒の課題意識をどのように深めていくか。学びにつなげるか」など、探究学習を始めるうえで課題に感じるポイントは、今回も継続したテーマとしています。更に今年度は、GIGAスクール構想等で加速度的に早まるICT環境の考え方や、活用ポイントも盛り込んだ内容となっています。

 

 

前半では、関西学院高等部の先生によるWWLプロジェクト2年目の活動報告と実際に学習された生徒達の様子について。後半では、主催の関西学院高等部の「読書科」やWWLの取り組みはもちろん、全国で探究学習とICTについて実践されている3人の先生方も交えた分科会を、複数ご用意しています。

 

< こんな先生におすすめです >

  • 探究学習を進めてきたが、上手くサイクルが回らない
  • これから探究学習の一歩を踏みだしたい
  • 新課程や総合的な探究の時間への対策について、自校にあった進め方のヒントを知りたい
  • GIGAスクール構想を受けて、ICT環境は整えたものの、どのように活用を考えればよいか分からない

 

これから探究学習を始める学校や、ICTを活用してより学びを深めようとしている学校の先生方や教育委員会の方々に、是非お越しいただきたい研究会です。

講演者ご紹介(順不同)

関西学院高等部 副部長 田澤 秀信 先生

「探究学習の実践を通じた、学びに向かう力の育成と学校としてのカリキュラム開発」

  • SGH指定校からWWLの指定事業校として、4年前からICT活用と探究学習の実践に挑戦してきた学校の中心先生です。現在は探究学習を通じたカリキュラム開発や評価手法など、組織的な動きへの挑戦から生徒主体の探究学習の仕組み作りを進めています。本会では、現在の取り組みの成果と課題点について、生徒発表もまじえてご報告いただきます。
  • 主催校代表 セッション1講師

 

 

筑波大学附属坂戸高等学校 教務部・国際バカロレア部 本弓 康之 先生

「効果的な『総合的な探究の時間』の実践を考える ~自分の興味関心や強みを深め、進路に繋げるには~」

  • 2014年から5年間SGH指定校、2019年からWWLの指定校として探究的な学びを推進されてきた学校です。その中で、学校全体として生徒達を探究的な学びに近づけるための仕掛け作りを担ってきた先生です。課題・テーマ設定のポイントや教員の関わり方などの探究全体の話から、消極的・無関心な生徒をどのように探究的な学びの方向に向かわせるか?という、生徒の視点に立った実践事例をご講演いただきます。
  • セッション3-B 講師

筑波大学付属坂戸高等学校 本弓先生

 

 

福井県立藤島高等学校 数学科・情報科 山谷 茂晴 先生

「公立高校におけるICT活用の考え方と探究・ポートフォリオ構想について」

  • 今年2月より1人1台端末が整備され、学校としてのICT教育の体制やルール作りを進められております。幅広いICTの知識と教育現場での運用視点を持ち合わせて、学校全体の設計をされている先生です。主に、ICT環境の整備とソフトの使い分けなど、ICT教育の全体感と探究学習やポートフォリオの将来構想についてご講演いただきます。
  • セッション2-C 講師

福井県立藤島高等学校 山谷先生

 

 

長崎南山中学校・高等学校 総合的な探究の時間委員長 徳田 憲一郎 先生

「探究学習とプロセス評価について」

  • 昨年度から探究学習の実践を組織的に始めた学校です。1年目は長崎県内の地域課題について学びますが、2年目は課題設定を自由度高く設定し、生徒達の主体性育成を意識して取り組んでいらっしゃいます。探究活動からポートフォリオ活用の設計まで中心的に推進された先生にご講演いただきます。これから探究学習を進めていく学校やポートフォリオ活用について悩まれている学校におすすめの内容です。
  • セッション3-A 講師

長崎南山中学校・高等学校 徳田先生

 

プログラム

  • 15:00〜15:10
    開会の挨拶
     関西学院高等部 枝川 豊 部長
  • 15:10〜15:45
    [セッション 1]関西学院高等部 「探究学習の実践を通じた、学びに向かう力の育成と学校としてのカリキュラム開発」
     関西学院高等部 田澤 秀信 副部長、代表生徒
  • 15:45~16:00
    「探究学習とICTについて」
     Classi株式会社 マーケティング部 石川 翔一
  • これ以降は選択制
    [テーマ A]探究 × プロセス評価
    [テーマ B]探究 × 実践
    [テーマ C]GIGA時代のICT教育
  • 16:00〜16:35
    [セッション 2]選択制
    • [2-A]関西学院高等部「探究授業の評価の事例 〜2年生必修選択授業WWLC3科目より〜」
      国際交流部主任・英語科・WWL担当 西室雅央先生
      2年生学年担当・数学科・WWL担当 田中章雅先生
      教務主任・社会科・WWL担当 三木真也先生
    • [2-B]関西学院高等部「私が探究学習に行き着いた訳 〜国語科教育(学校教育)における主体性の在処を追い続けて〜」
      3年生学年担当・読書科 種谷克彦先生
      生徒部副主任・国語科・WWL担当 原田匠先生
    • [2-C]福井県立藤島高等学校「公立高校におけるICT活用の考え方と探究・ポートフォリオ構想について」
      数学科・情報科 山谷茂晴先生
  • 16:35〜17:10
    [セッション 3]選択制
    • [3-A]長崎南山中学校・高等学校「探究学習とプロセス評価について」
      総合的な探究の時間委員長 徳田憲一郎先生
    • [3-B]筑波大学附属坂戸高等学校「効果的な『総合的な探究の時間』の実践を考える 〜自分の興味関心や強みを深め、進路に繋げるには〜」
      教務部・国際バカロレア部 本弓康之先生
    • [3-C]関西学院高等部 ICT担当部署「導入3年の振り返りと活用事例」
      3年担任・ICT担当 佐藤太亮先生
      1年担任・ICT担当 前雅和先生

開催概要

  • 日 時
    2021年2月20日(土) 15:00〜17:10
  • 申込締切
    2021年2月19日(金) 18:00
  • 参加方法
    Webセミナー
    • 参加の際に、表示名の入力欄が表示されます。「学校名 名前」をご入力ください。
    • Zoom(ズーム)という、 PC・スマートフォン・タブレットで手軽に通話に参加できるビデオ通話アプリ/サービスを利用します。
    • ご利用には、アプリの取得がおすすめです。事前のご準備をおすすめいたします。詳しくは、Zoomのサイト をご確認ください。
  • 参加対象
    全国の中学校・高等学校の先生
    各都道府県の教育委員会の方
  • 参加費
    無料(事前登録制)
  • 主 催
    関西学院高等部、Classi株式会社
  • お問い合わせ
    Classiイベント事務局

その他ご連絡事項

  • 当日は、途中参加・途中退出が可能です。
  • Zoomを使ったオンラインセミナーとなりますので、ネットワーク環境につながるパソコン、タブレット、スマートフォン等でご参加ください。
  • プログラムの内容やタイムスケジュールは、予告なく変更となる場合がございますので、予めご了承ください。
  • 学校関係者ではない方、Classiの同業他社および個人でのご参加はお断りさせていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。

 

本セミナーの受付は終了しました。